来店客のスマートフォンと連動する店頭什器を開発(博報堂)

2012年9月19日13:36

博報堂は、来店客のスマートフォンと連動する双方向型店頭什器「スマート什器」を開発し、メーカー・小売各社への提供を開始したと発表した。
「スマート什器」とは、従来の一方的な商品陳列・情報発信型の什器とは異なり、来店客の行動や状況によってコミュニケーション内容を自由に変更できる、双方向型の店頭什器であるという。実際に来店し、商品棚の前まで訪れた来店客に対し、来店客のスマートフォンを介して、さまざまな情報や機能を提供する。

来店客は、自身のスマートフォンを「スマート什器」にタッチするだけで、端末がモニターやポイントカードになったり、商品の詳しい説明やお得な情報を入手したりして、買物を楽しむことが可能だ。

「スマート什器」は、店頭でもっとも使用頻度の高い300mm幅をベースに、最小はペットボトルサイズの60mm幅まで、形状を問わず制作可能となっている。

同社では、メーカー各社や小売各社に対し「スマート什器」を開発し、提供する。主な導入先としては、メーカーでは食品・菓子、セルフ化粧品、医薬品、家電など、小売ではコンビニ・ドラッグストアなどを想定している。

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