2013年10月3日20:24
東京急行電鉄(東急電鉄)、東急百貨店、東急モールズデベロップメント(TMD)、東急ハンズ(ハンズ)は、交通広告とNFC技術を活用した新しい販売形態であるスマートバーチャルショップ「SHIBUYA HALLOWEEN SELECT SHOP」を2013年10月7日から20日までの期間限定で展開すると発表した。また、期間中には取扱商品を使ったコーディネートコンテスト「SHIBUYA HALLOWEEN COLLECTION」や、店頭への送客を目的としたクーポンの発行を行う。
スマートバーチャルショップは、駅構内のポスターにNFCタグを設置し、ユーザーがスマートフォンでタッチすると、商品に関する詳しい情報やコーディネート情報が閲覧できるほか、好みの商品を各社のECサイトで購入することもできる仮想店舗となる。スマートバーチャルショップでは、店頭取扱商品の在庫情報を活用しながら販売機会の拡大が図れるほか、交通広告を利用して人通りの多い場所への出店が可能になる。また広告からWebサイトへ誘導することで、アクセス解析などによる詳細な効果測定が可能となり、商品の販売や店頭への送客だけでなく、マーケティングデータの収集などを行うことができるという。
掲出場所は 東急線渋谷駅 地下4階となり、販売商品は東急百貨店 東横店、SHIBUYA109、東急ハンズ 渋谷店の一部商品となっている。
なお、スマートバーチャルショップ「SHIBUYA HALLOWEEN SELECT SHOP」におけるNFC技術には、凸版印刷が提供するNFCコンテンツ配信サービス「Cylsee(シルシー)」を活用している。 Cylseeは、ICタグを内蔵したシール「Cylseeシール」にNFC搭載スマートフォンをかざすと、ICタグのユニークコードに基づき、場所や時間に応じて情報やコンテンツをスマートフォンに配信するサービスとなる。