2013年10月30日14:59
KDDI、両備ホールディングス(両備HD)は、2013年11月15日~2014年5月31日まで、岡山県岡山市内において、国内で初となるバスロケーションシステムおよびデジタルサイネージとスマートフォンを連動させたO2O(Online to Offline)サービスにより地域活性化をサポートするトライアルを開始する予定であると発表した。
同トライアルは、KDDIが開発したリアルタイム情報発信が可能なデジタルサイネージシステムおよびスマートフォン用アプリと、リオスが開発した専用のバスロケーションシステムとの連携により、地域の生活者にバス沿線地域のお得な情報をリアルタイムに配信し、地域全体の活性化を目指すものとなる。
これにより、生活者は両備HDが運行するバス車内に搭載されたデジタルサイネージと連動する無料専用アプリ「まゆせチャンネル」をスマートフォンにダウンロードすることで、バスの運行情報やバス沿線のお得な情報、割引クーポンをリアルタイムで受け取ったり、店舗に来店することでお得にショッピングができるなどさまざまなメリットを受けることができるという。なお、無料専用アプリ「まゆせチャンネル」はauスマートフォンだけでなく、他社のスマートフォン利用者も使うことができる。
また、参加店舗は生活者にリアルタイムで情報を配信することができ、かつその効果を定量的に把握・評価することができるため、時と場合に応じた効率的な集客や事業運営が期待できるそうだ。
なお、参加店舗は、auショップ、岡山シーガルズ、TSUTAYA西大寺店、両備バス、岡山髙島屋、岡山高島屋 8F ファミリーローズ、両備プラッツ西大寺店、パークス東山店、両備ツアーズ、両備ボウル、一番街「夢」、たまルンプロモーションセンター、岡山市、岡山県警察となっている。