2010年8月5日 13:59
丸紅情報システムズ(MSYS)は8月5日、タッチパネル式8インチ液晶モニタを搭載した、非接触ICカード技術「FeliCa」対応リーダライター製品「ポップナビ ツー(PopNAVI2)」を用途別にラインアップ化し、「ポップナビ2シリーズ」として5機種を販売すると発表した。追加するのは勤怠管理システム、ポイントカードシステム、インフォメーションボード、デジタルサイネージ(スタンドアロン版)、デジタルサイネージ(ネットワーク版)の用途に対応した5種類。
ハードウェアは共通だが、ファームウェアがそれぞれ固有となっており、購入後に別の機種へ変更することはできないという。5機種のラインアップの中で、2機種に新たな機能を搭載した。1つは、勤怠管理システム機能を搭載した「ポップナビ ツー・タイム(PopNAVI2 Time)」。携帯電話をタイムカードとして使うことを可能にします。勤務者が本体のセンサー部へ携帯電話をかざすと、固有情報(FeliCa ID)と入退出時間や休憩時間を勤怠サーバに送信し、記録・管理することができる。もう1つは、ポイントカードシステム機能を搭載した「ポップナビ ツー・ポイント(PopNAVI2 Point)」。携帯電話をポイントカードとして使うことを可能にしている。顧客が本体のセンサー部に携帯電話をかざすと、累計ポイントを表示する。再度、携帯電話をかざすとポイントを加算することができる。携帯電話の固有情報とポイント数は、ポイント管理サーバへ送信し、記録・管理することができる。
「ポップナビ2シリーズ」は、音声案内機能を持ち、センサー部にかざした携帯電話へのウェブサイトのURL入力、NTTドコモのトルカサービス受信、アプリ起動、メール送信などの自動操作が可能だ。