2014年7月14日18:55
ipocaは、ショッピングセンター(SC)のWeb総合支援サービスを展開するパルコ・シティと、SCの集客・販促を支援するための戦略的パートナーとして業務提携契約を2014年7月に締結したと発表した。
ipocaは、2007 年の創業よりSCの販促支援を行っており、全国1,500店舗に導入され、50万人のユーザーに利用されているモバイル販促サービス「タッチャン」や、2013年末にリリースしたリアル店舗売上促進スマートフォンアプリ「NEARLY(ニアリ)」を手掛けている。
パルコ・シティは、SCの Web総合支援サービス事業者として、統合パッケージ「SCコンシェルジュ」を通じた顧客向け情報発信、集客支援を手掛けている。さらに、ディベロッパーとテナントとのコミュニケーション支援など、全国で50を超えるSCのICT活用を支援している。
今回の両社の提携によりipocaは、SC業界インサイト、および戦略に関するコンサルティングノウハウに強みを持つパルコ・シティを戦略的パートナーとすることで、「NEARLY」の事業展開をさらに強力に推進できるという。
両社は、今後1年間で100施設への「NEARLY」およびこれをベースとした自社アプリ「SCコンシェルジュApps(アプリ)」導入を目指す。
一方、「SCコンシェルジュ」を導入している商業施設および出店店舗は、PC、スマートフォン、モバイルなどのデバイスに加え、今後は「NEARLY」にも連携して情報を配信できるようになり、来館や購買に合わせ、ユーザーの趣向に合った情報を配信可能だ。また、周辺地域のライトユーザーへと情報の拡散が可能となり、新規集客や再来店誘導を促すことができるという。