2010年11月10日19:49
NTTドコモは11月10日、ポスターなどに貼り付けたICタグにおサイフケータイをかざして情報を読み取ることができるアプリケーション「iCタグリーダー」を開発し、2010-2011冬春モデルの発売にあわせて提供すると発表した。
iCタグリーダーとは、NFC Forumで国際標準化されているICタグの仕様の一つである「NFC Type3Tagフォーマット」 に準拠したICタグなどに書き込まれたURLなどの情報を、おサイフケータイのリーダー/ライター機能を使って読み取ることができるアプリケーションである。利用者はiCタグリーダーを起動して、ソニーが開発した「FeliCa Lite」などのICタグにおサイフケータイをかざすだけで情報を読み取ることができるため、暗い場所や日差しが強い場所でも利用できるという。また、読み取った情報からメール機能などを起動して利用することも可能だ。
なお、iCタグリーダーは、2010-2011冬春モデルのおサイフケータイを搭載したiモード機16機種にプリインストールされる。また、FOMA903iシリーズ、703iシリーズ以降のおサイフケータイを利用するユーザーも、11月15日9時より専用サイトからダウンロードすることができる。
なお、バンダイナムコグループのメガハウスによるフィギュアなどのホビー商材を中心とした展示イベント「メガホビ EXPO 2010」が11月21日に秋葉原UDXギャラリーで開催されるが、同イベントでバンダイナムコゲームスによる「iCタグリーダー」を活用したサービス事例を見ることができるという。