Soft Spaceと提携して端末レスの決済サービス開始(GMO-FG)

2020年12月29日15:40

GMOフィナンシャルゲート(GMO-FG)は、 アジアで決済ソリューションを提供するマレーシアのフィンテック企業Soft Space Sdn. Bhd.と提携し、決済専用端末を必要としない端末レスの決済サービスを2020年12月25日より本格提供を開始した。

同サービスは、 GMO-FGの決済ネットワークと、市販のタブレットやスマートフォンに専用のアプリケーションをインストールするだけでNFCタッチ決済に対応するSoft Space社のサービス「Fasstap(ファスタップ)」の連携により実現する。

Soft Spaceの「Fasstap」が利用されている様子(GMO-FG)

同サービスを導入することにより、 キャッシュレス決済対応端末の導入費用や機器メンテナンス費用が不要となる。そのため、交通事業者のMaaS(Mobility as a Service)を促進することや飲食店で利用しているタブレットに決済機能を付加することなどが期待できる。 また、 GMO-FGが運営する決済センターと「Fasstap」はPCI SSCが定める規定に準拠しているそうだ。

なお、Soft Spaceは、世界10ヵ国で24以上の金融機関が同社の決済ソリューションを採用している。 Soft Space社は、 市販のタブレットやスマートフォンに専用のアプリケーションを入れるだけでNFCタッチ決済に対応する「Fasstap」を提供している。

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