2021年1月6日16:17
ONODERA GROUPのONODERA USER RUNは、GMOあおぞらネット銀行と業務提携契約を締結したと発表した。
ONODERA USER RUNは、東南アジアにおける人財教育事業と、特定技能による日本国内への介護人財の紹介・サポート事業をワンストップで展開している。今回の提携により、同社が支援する受け入れ機関に在籍している外国人財であれば、GMOあおぞらネット銀行の口座開設手続きが可能になり、来日直後から生活に必要な各種銀行サービスが利用しやすくなるという。
日本で生活を始める外国にとって、銀行口座開設は大きなハードルの1つとなっている。来日当初は入居手続きや行政への転入手続きなどの手続きが必要となるが、銀行口座開設手続きにおいても、窓口で紙の申込書類への記入を求められたり、6カ月以上の滞在期間が口座開設の条件とされているケースがあったりする。
そこで同社は、特定技能登録支援機関として少しでも外国人財の負担を軽減するため、今回の業務提携をしたという。本人の同意の上で、同社から銀行への情報連携を強化することにより、口座開設手続きがスムーズになるとしている。
国内の人同様、外国人も銀行口座開設時に無償でキャッシュカードにVisaデビット機能が付与される。同カードは、クレジットカードのような与信審査なしで発行ができ、Visaマークのついた店舗での利用に加え、オンラインショッピングや携帯電話料金の支払いなどにも使用可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト