2014年12月24日11:40
ジェムアルト(Gemalto)は、ガートナー社が2014年12月1日に発行したユーザー認証分野のレポート「Magic Quadrant for User Authentication」(マジック・クアドランと)において、評価対象となったベンダー18社のなかで、このほど再度「リーダー・クアドラント」に位置付けられたと発表した。マジック・クアドラントは、ベンダーを主に「ビジョンの完成度」と「実行力」の2点において評価。
現在、何千もの世界最大規模の銀行、企業、サービスプロバイダ、政府機関が、ジェムアルトの認証ソリューションを利用し、自組織の物理資産や電子資産へのアクセスを保護しているという。ジェムアルトの技術は、従業員やカスタマーサービスが利用するさまざまなエンタープライズおよびインターネットバンキングアプリケーションのセキュリティを保護しているそうだ。企業や組織では、PKI(公開鍵暗号基盤)を利用したマルチアプリケーションやトークンやモバイルで生成されたワンタイムパスワード、電子署名をはじめとする、多要素認証が活用されている。包括的なEzioおよびProtiva(プロティバ)製品群は、顧客がクラウド ホスティングもしくはオンプレミス型(自社運用)認証ソリューションを容易に導入できるよう設計されているという。
また、2014年にジェムアルトとSafeNetは、エンタープライズ領域で先進のセキュリティソリューションの展開を強化するために提携した。SafeNetがジェムアルトの認証サービスに統合されることにより、ネットワークから、ユーザー、データ、ソフトウェアに至るインフラストラクチャ全体の安全性を高める最高水準の技術、知識、サービスを提供できるようになると同社では発表している。