生体認証技術で本人確認を行うレジなし店舗を横浜にオープン(光洋ショップ‐プラス/富士通)

2021年1月15日8:37

光洋ショップ‐プラスと富士通は、光洋が運営するコンビニエンスストア「グリーンリーブスプラス横浜テクノタワーホテル店」にて、生体認証技術による本人確認を行うレジなし店舗の実証実験を2021年1月15日から行うと発表した。なお、光洋は、2021年4月1日から同店舗での運用を開始する予定だ。

実施店舗「グリーンリーブスプラス横浜テクノタワーホテル店」(光洋ショップ‐プラス/富士通)

光洋では、500を超える病院内でコンビニエンスストア・レストランなどを運営している。加えて昨今では、新型コロナウイルス感染症の拡大により非対面や非接触へのニーズが高まっており、購入者と店員双方の安全性確保が課題となっている。同課題解決のため、光洋はこのほど、富士通のレジレスシステムを活用し、店舗における新しい顧客体験の有効性を実証実験で検証し、2021年4月より同店舗で運用を開始するとともに、2024年までに順次導入店舗を30店舗まで拡大する予定だ。

店舗の来店客は事前にスマートフォンアプリ「GreenLeaves+アプリ」をダウンロードしクレジットカードの情報を登録した後、アプリに表示されたQRコードで入店する。入店後は、店内に設置されたカメラや重量センサーなどのIoTとクラウド上のAIを組み合わせることにより来店客の動きや購入商品を判別する。来店客はそのまま退店することで自動的に決済が完了し、スマートフォンに送られる電子レシートで購入履歴を確認できる。

さらに、手のひら静脈と顔情報のみで本人を特定できるマルチ生体認証技術を活用し、手のひら静脈と顔の情報をスマートフォンアプリと紐づけて事前に登録することで、スマートフォンを使用することなく手ぶらでの入店が可能になる。

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ペイメントナビ編集部

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