2021年1月29日12:35
GMOあおぞらネット銀行は、2021年1月29日、伊藤忠商事と、両社による一体的な金融サービスの提供を推進することを目的とした業務提携契約を締結したと発表した。
伊藤忠商事は、リテール金融領域において、クレジットカード事業を展開するポケットカードを中核に、給与前払い事業を展開するマネーコミュニケーションズ、後払い決済事業を展開するPaidy等の幅広い事業ポートフォリオを有している。GMOあおぞらネット銀行では、インターネット銀行事業を開始した2018年7月から、デジタルバンクとして新たな金融・決済ソリューションを提供している。システム内製化の強みを、価格やスピード、サービスラインナップ拡充に生かしたことにより、個人に加え、スモールビジネスやスタートアップ企業、個人事業主などの利用が増加しているそうだ。
今回の伊藤忠商事と同社の事業提携により、両社の有するサービス基盤とネットワークを相互に活用し、新しい働き方・お金の稼ぎ方を実践する人を支えるさまざまな事業者との協業を通じて、両社の金融サービスを事業者およびその顧客に最適化された形で提供していくという。
具体的なサービス例として、①業務委託報酬を通常よりも早く受け取ることが出来る報酬早払いサービス(伊藤忠商事)、②オンライン、ペーパーレス、ハンコレスで申し込みが可能な法人口座・個人事業主口座の開設(同社)、③独立や開業など新しいチャレンジのために必要な先行投資に対する融資・立替(両社)、となるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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