2021年2月3日19:43
電脳交通、ピージーシステム、scheme vergeは、2021年2月1日から、広島県が推進する「ひろしまサンドボックス」採択事業「海の共創基盤」~せとうちマリンプロムナード~の一環として、江田島市の協力のもと、乗り放題タクシーと海上タクシーとを組み合わせた、新しい移動サービスの実証実験を開始した。
宮島や江田島などの広島湾島しょ部を周遊する海事観光の促進と、人口減少を背景に既存交通インフラが廃止されていく地域における新しい交通サービス確立を目指して、広島湾域の海上タクシーと江田島市内のタクシーとを組み合わせた観光MaaSの実証実験を実施する。対面でのコミュニケーションを不要とする事前チケット受け取りやキャッシュレス決済に対応し、アフターコロナ時代の新しい観光や移動のあり方を検証するそうだ。また、ユーザーの利用データと事業者の業務データをもとにエリア全体の需要と供給の最適化を行うシステムを導入し、人口減少が進む地域の観光業界・交通業界の事業者が最低限のオペレーションで最大限の収益を上げられるデータ駆動型エリアマネジメントの実現を目指す。
具体的には、①広島湾域にてオンライン予約が可能な海上タクシーを提供、②江田島市において期間限定で「タクシー乗り放題サービス」を事前登録された利用者向けに提供、③scheme verge提供のMaaSアプリ「horai」によって広島湾域の観光スポットを閲覧し、 選択したスポットを周遊する旅程を立案することができる(鉄道・バス・タクシー(陸上)・海上タクシー等に対応)。 また、旅程に含まれる海上タクシー・乗り放題タクシーの決済が可能、となる。
これらのサービスは、 ピージーシステムのプラットフォームを介して「horai」と電脳交通のタクシー配車システムを連携することで提供しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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