2021年2月5日7:10
ハッチ・ワークと、予約制駐車場「タイムズのB」を展開するタイムズ24は業務提携し、2021年2月4日から月極駐車場の空き区画を手間なく有効活用したい駐車場管理会社の支援を開始した。
ハッチ・ワークのクラウド月極駐車場管理システム「at PARKING 月極パートナーシステム」と、タイムズ24が運営する予約制駐車場「タイムズのB」(https://btimes.jp/)が新たに自動連携することで、今後「at PARKING 月極パートナーシステム」を導入する月極駐車場の管理会社は、月極契約者がいない空き区画を自動で「タイムズのB」へ貸出が可能となり、空き期間の収益化を図ることができるという。
ハッチ・ワークは、「at PARKING 月極パートナーシステム」が保有するリアルタイムデータを活用することで、月極駐車場に新たな収益機会を増やすそうだ。すでに複数企業とのデータ連携事例があり、今後は物流、自動車、エネルギー、超小型モビリティサービス、広告・通信などの企業と連係を拡大する予定だ。
なお、ハッチ・ワークは独自の月極駐車場管理ノウハウとテクノロジーを融合し、月極駐車場の集客力向上と管理業務の最大95%自動化を同時に実現する、管理会社向けクラウド月極駐車場管理システム「at PARKING 月極パートナーシステム」を開発・提供している。同サービスを導入すると、年間5万件以上の集客実績のある月極駐車場検索ポータルサイト「at PARKING」や住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」に自動掲載され、新規募集を開始できる。これにより、駐車場ユーザーはインターネットで希望の駐車場を検索しやすくなり、さらに希望の駐車場はオンライン上でそのまま申込、審査、契約手続き、決済まで最短30分で手続きが可能だ。契約完了後には、各ポータルサイトによる募集は自動で終了となる。
これにより、アナログな募集看板での集客が一般的だった月極駐車場業界において、リアルタイムな「空き」「埋まり」データベースの構築を実現しているという。
「at PARKING 月極パートナーシステム」を導入している、JR東海グループの名古屋ステーション開発が管理する一部の月極駐車場の空き区画は、2021年2月から「タイムズB」へ貸出が可能となる。これにより、同社様は一切の手間なく、空き期間の収益化を図ることができるようになるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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