2021年4月28日7:50
タイムズ24は、2021年4月28日から、神奈川県住宅供給公社が所有する賃貸住宅の駐車場において、予約制駐車場「タイムズのB」の提供を開始すると発表した。
「タイムズのB」は、空いている土地スペースを有効活用したい人と、外出先などで確実にクルマをとめたいドライバーをマッチングする予約専用駐車場サービスだ。個人宅や企業が保有する空きスペースなどを、費用負担なく収益化できることや、利用予約から決済まですべてWEBで完結できるため、2016年8月のサービス開始以降、駐車場の登録数を増やしているという。
公社では、住民の高齢化に伴いクルマを手放す人が増加傾向にあり、賃貸住宅に付帯する駐車場の利用が減少していることから、空き駐車場の活用が課題となっていた。
一方で、神奈川県内の海岸沿いには釣りやレジャーの人気スポットが複数あるが、周辺の駐車場が不足しており、駐車場を探すためのうろつき走行による交通渋滞や路上駐車など地域の交通問題が発生している。
これらの課題と問題に対して、公社が所有する111物件のうち海岸沿いの物件から「タイムズのB」の導入を開始し、誰でも利用可能な駐車場とすることで、空き駐車場の有効活用と同時に駐車場不足に起因する地域の問題解決につなげていきたいとした。
まずは3物件で順次サービスを開始し、順次他の公社所有の賃貸住宅への導入を進める予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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