2021年2月17日18:15
ファミリーマートは、スマホアプリ「ファミペイ」の電子マネー「FamiPay」の新サービスとして、FamiPayの残高不足時にも後払いで利用できる「FamiPay翌月払い」と、さらに借入れを希望する人を対象とした「FamiPayローン」を、2021年夏以降、関係当局への事業者登録を前提に、順次開始することを決定したと発表した。
新たに開始する「FamiPay翌月払い」は、「FamiPay」の残高が不足している場合でも、買い物や公共料金等の支払いを可能とする新たなサービスとなる。最大10万円までの範囲でチャージの手間なく利用が可能となり、翌月以降にまとめて支払うことが可能だ。なお、同サービスの提供は、今春の施行が予定されている改正割賦販売法における登録少額包括信用購入あっせん業者へ、ファミマデジタルワが事業者登録の上、開始することを前提としている。
また、「FamiPayローン」は、手持ちの資金が不足している場合など、借入れを希望する人を対象としたサービスで、ファミペイアプリからの申し込みにより、利用者の銀行口座への入金が可能なサービスとなる。
これらのサービス提供は、新生銀行グループの新生フィナンシャルおよびセカンドサイトとの協業によって行うことを予定している。ファミリーマートの購買データと、協業各社の長年にわたるノウハウや分析力を掛け合わせ、新たな与信の仕組みを構築するそうだ。同仕組みを活用し、「FamiPay翌月払い」および「FamiPayローン」の提供を開始することで、ファミリーマートでの買い物や公共料金、ネットショッピング代金の支払い等に加え、日常生活における資金需要にも応え、ファミリーマート店舗を基点とした、さまざまなライフスタイルへのサポートを行っていきたいとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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