2021年5月24日16:38
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)の連結会社であるGMOペイメントサービス(GMO-PS)と、オークファンの連結会社であるSynaBizは、SynaBizが運営するBtoB卸モール「NETSEA(ネッシー)」に、GMO-PSのBtoB取引向けの後払い決済サービス「GMO掛け払い」を追加し、「NETSEA掛け払い powered by GMO」として、2021年7月4日より「NETSEA」の新たな決済手段に追加すると発表した。
NETSEA掛け払いには、「都度審査型」「事前審査型」の2種類があり、それぞれ審査を行うタイミングが異なるという。 「都度審査型」は、注文ごとにGMO-PGが審査を行う仕組みであり、バイヤーはNETSEAへの登録直後から利用することが可能だ。NETSEA登録時に入力している情報のみで掛け払いサービスを利用することができる。「事前審査型」は、バイヤーの申請を受け、事前にGMO-PSが審査を行う仕組みであり、審査を通過することで「都度審査型」より高い与信枠を利用することができるという。付与される与信枠は審査時にバイヤーの利用状況などにより異なり、最大1,000万円となるそうだ。
「GMO掛け払い」は、GMO-PSが提供するBtoB取引向けの後払い決済サービスだ。法人・個人事業主に関わらず定期的に利用のあるルート営業の取引先や、サブスクリプション型サービスを利用する企業など、オンライン(EC)・オフライン(対面)を問わずさまざまなBtoB取引で利用可能だ。与信審査・請求書発行・入金管理・未入金時の督促といった業務をGMO-PSが代行するため、事業者は請求業務の効率化が図れる。さらに、取引先の支払い状況に関わらず、代金の未回収リスクはGMO-PSが負担し、ひと月分の取引の売掛金を所定日に立て替えて入金するという。
特徴として、リアルタイムでの与信審査を実装しているため、取引先(買い手企業)を待たせることなく、スムーズな決済で離脱を防ぐとしている。また、「早期入金サービス」「別請求書発行サービス」「支払い期限延長サービス」「枠保証型取引サービス」「集金代行サービス」など、さまざまなオプションサービスがあり、自社の運用に合わせてカスタマイズ可能だ。GMO-PSでは、決済手数料をはじめ、固定費・請求書発行費用・振込手数料などが業界最低水準だとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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