【認定試験機関が解説】ICクレジットカードに関するあれこれ(テュフズードジャパン)

2021年6月2日8:30

国内におけるクレジットカードのIC化は、2000年代に不正使用対策として始まって以降、2018年の割賦販売法改正を契機に急速に進み、2021年現在では一般消費者として対面で決済を行う際に、カードの磁気ストライプをスワイプする光景を見かけることはほぼ無くなった。「ICクレジットカードでの決済」は数年前と比べ、ずっと身近な存在になったと言えるだろう。

本稿では、そんな私たちの生活インフラのひとつとなったICクレジットカードに焦点を当て、知っておくと役に立つ決済関連技術の基礎知識―「ICモジュールの金属端子の役割」、「接触式・非接触式の構造」、「カード媒体の素材」の3点を解説してみたい。

記事のポイント!
①ICモジュールの金属端子の役割は?
②接触式ICモジュールの構造
③非接触式ICモジュールの構造
④接触式と非接触式を組み合わせた2つのパターン
⑤カード媒体の素材、プラスチック素材以外も登場するが注意点は?
⑥静電気問題に関連する試験はEMVCoが定めるESD試験がある

ICモジュールの金属端子の役割

  • C1 VCC 供給電圧入力:ICカードへの電源供給に使用される
  • C2 RST リセット信号の入力:ICカードへリセット信号を供給するために使用される
  • C3 CLK クロック信号の入力:ICカードへクロック信号を供給するために使用される(※)
  • C4 RFU 現在未使用
  • C5 GND 信号用接地:グランドとして使用される
  • C6 SPU 標準又は個別利用:標準又は個別利用のため、入力及び(又は)出力として使用される
  • C7 I/O 直列データの入力又は出力:入力(受信モード)又は出力(送信モード)として使用される
  • C8 RFU 現在未使用

(※)EMVCoの仕様においては、今まではクロック周波数が1MHz~5MHzだったものから、現在では4.7MHz~5MHz *1)に変更されている。

ご覧の通りC4およびC8は未使用となっているが、これはICカード・スマートカードに関連した国際標準であるISO/IEC7816-2によって、「isolated(絶縁)」と定められているためである。このため、端子の数がC1~C8と8つのデザインから、最近はC4とC8を除いて6つにスリム化されたデザインも普及している。

なお、この金属端子は、ISO/IEC7816-2によって定められた所定位置で正しく端子が接触されていればデザイン形状は問われず、チップベンダーによって異なるデザインが採用されている。

接触式・非接触式の構造

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