トライアルのショッピングカートは決済とパーソナライズCXが強み、サブスクモデルで国内外展開へ

2021年6月11日8:00

トライアルホールディングス傘下のRetail AIは、2021年6月10日、スマートショッピングカートの次世代モデルを発表した。初期導入費用を抑えたサブスクリプションモデルを採用することで、国内外での展開を目指している。

Retail AI 執行役員 COO 田中 晃弘氏

レジ機能搭載のショッピングカート
世界で屈指の利用実績を誇るサービスに

Retail AIが提供するスマートショッピングカートの一番の特徴は、レジ待ちなしでそのままお店を出れる「決済機能」が備わっている点だ。つまり、レジ機能がカートについており、レジで商品を読み込み、決済をするといった時間を省くことができる。特に昨今の新型コロナウィルス感染拡大の状況の中、利用者が非接触で買い物ができるのが大きな価値ととらえられており、大きな支持を得ているそうだ。

もう1つの特徴は「パーソナライズCX」となり、プロモーション機能が備わっている点だ。クラウド上でAIレコメンドエンジンにより、利用者の購買履歴や属性に合わせる形で、レコメンドやクーポンを出すことができる。つまり、ECで大手ショッピングモールが提供する機能をリアルの店舗で実現している。

プリペイドカード(カード/アプリ)のバーコードを読み取ってログインする

Retail AIのこれまでの取り組みとして、2018年2月にレジ機能を搭載した「レジカート」をトライアル アイランドシティ店へ導入した。その後も導入を広げ、2019年には1,200台が稼働した。昨年にはリテールパートナーズが導入し、現在38店舗、3,640台が稼働している。「こちらを12月までに63店舗、6,500台稼働させるという計画で進めています。現状で3,640台という数字は、われわれが調べる限り世界一の数字となっています」(Retail AI 執行役員 COO 田中 晃弘氏)。米国や中国などでもショッピングカート活用のシステムは稼働しているが、規模、利用率に関してはリーダー的なポジションであるとした。

50歳以上の利用者が半数以上に
270億件のID-POSデータによるレコメンド機能

現状のスマートショッピングカートの実績として、マンスリーユーザーが65万人、来店頻度13.8%アップ、利用率41.2%、20%のレジ人時削減といった効果が挙げられ、デバイスやメディアの価値も高まっているとした。利便性の高さから年齢問わず使われており、50歳以上の利用者が51%を占める。

新モデルのハードウェアの特徴として、従来のモデルはスーパーマーケットに入ってカートにタブレットを付ける仕様だったが、新モデルはスマート化を見越して、当初からスマートショッピングカートとしてデザインした。そのため、利用者がより使いやすい仕様になったそうだ。例えば、店内UX向上を目指した「軽い」「画面が見やすい」、かつ「商品を入れやすい」デザイン設計となる。利用者は、商品をカートでスキャンして、かごに入れ、買い物が終わるとそのまま店外に出れる顧客体験を想定している。会計後の詰め替えが不要な、マイバッグを取り付けられる設計だ。

カートで商品を読み取る
レコメンド機能を提供

小売業のメリットとして、利用者が商品のスキャン漏れ時に発動する自動検知アラーム装置は、セルフレジなどで課題だった商品ロスを防ぐ役割も果たす。

ソフトウェアに関してもネットリテラシーを問わす直感的に使える仕様に設計。チュートリアルやガイド機能も充実させた。AIレコメンドシステムは、270億件のID-POSデータを情報化した社内開発のレコメンデーションアルゴリズムを採用。パーソナライズされたリアルタイムレコメンドが可能だ。また、定期的な学習により、季節性や商品の移り変わりを考慮可能なレコメンドモデルとなるそうだ。

初期導入を抑えた月額のサブスクモデルは国内初の試み
プリペイド機能で認証・決済、クレジットカードもロードマップに

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