2020年7月8日19:23
トライアルホールディングス傘下のRetail AIは、自社開発した「スマートショッピングカート」を、リテールパートナーズ傘下の丸久が運営するスーパーマーケット「アルク到津店」に納入し、同店で2020年7月9日から運用実証実験を開始すると発表した。40台の「スマートショッピングカート」を導入し、3カ月間の実証実験期間を設け、 その後もトライアルグループと丸久で運用改善を行う予定だ。
「スマートショッピングカート」は、キャッシュレス決済機能付きタブレットを搭載した買い物カートで、トライアルグループが運営する店舗ではすでに20店舗で合計約2,500台が稼働している。
スマートショッピングカートは、利用者が商品のバーコードをスキャンしながら買い物をすることで、有人レジや既存のセルフレジを使わずに決済ができるタブレット端末付きショッピングカートとなる。決済にはトライアル専用のプリペイドカードを使用する。なお、 丸久における同カートの呼称は「レジカートシステム」となる。また決済にはマルカカードを利用する。
タブレット端末を通じたクーポン配信やレコメンド(おすすめ商品の表示)など、利用者の買い物体験の向上も可能だとしている。
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ペイメントナビ編集部
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