App Clipへの対応を開始、台湾フェスティバルで前売り電子チケットを販売(KKday)

2021年10月7日7:10

アジアでオプショナルツアー予約サイトを運営するKKday (台湾台北市)は、Appleが提供するApp Clipへの対応を開始したと発表した。App Clipに対応することで、観光施設において購入から入場まで「会員登録不要」「非接触」で電子チケットの利用が可能となる。

KKdayでは、オプショナルツアー予約サイトとして、元より2次元コードを見せるだけで入場ができる電子チケットの導入を進めてきた。また、新型コロナウイルス感染拡大の長期化とともに、以前よりも電子チケットの重要性はますます高まっているそうだ。その中で、電子チケットを「誰でも」「非接触で」「より簡単」に、使ってもらいたいという思いから観光業界でもいち早くApp Clipの導入を決定したそうだ。

台湾フェスティバルの様子(KKday)

App ClipはNFCコードにiPhoneをかざすだけで、アプリ内の一部サービスを利用することができる機能だ。KKdayではApp Clipを利用することで、会員登録やKKdayアプリをダウンロードすることなく、NFCコードをかざすだけで観光施設の電子チケットの購入が可能となる。

日本国内での導入に先駆けて、2021年2月よりKKday台湾では台北メトロや有名観光施設と連携してApp Clipを導入し、すでに運用がスタートしています。その結果、ある施設では導入後に予約数が350%以上増加、KKdayにおけるApple Payの決済量も2倍以上に伸長したとしている。

また、日本における実証実験として9月17日~9月20日に行われた台湾フェスティバルにて、独占で前売り電子チケットを販売、その一環でApp Clipが初導入された。その結果、事前に宣伝していないにも関わらず、多くの来場者に利用し、非接触のニーズがあることが明らかになったという。

KKdayでは現在、提携する国内の観光施設などへApp Clipの導入を進めており、今後もApp Clipが使える観光施設を全国に広げていくそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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