2021年10月19日19:15
クレジットカードの不正利用対策ソリューションを提供するアクルと、エートゥジェイ(AtoJ)は、不正検知・認証システム「ASUKA」の標準オプションによる提供を開始すると発表した。
メルカートは、ECサイト構築実績国内最多の「ecbeing」から生まれた、SaaS型クラウドECプラットフォームとなる。近年、クレジットカードの不正利用が社会問題になりつつある中で、国内発行カードにおける番号盗用被害は2020年には223.6億円となり、年々増加傾向にある。また不正利用は矢継ぎ早に起こり、急激に増加する傾向があるため、いかにスピーディーかつシンプルに不正対策を実行できるかがEC運営事業者にとって課題となっていた。
そのような現状を踏まえ、EC運営事業者がより効率的かつ効果的に不正対策を行う環境を整えるべく、メルカートにおける「ASUKA」の標準オプション提供が実現した。今回の標準オプション化により、メルカート導入ユーザーは最短2週間で「ASUKA」を利用できるそうだ。
「ASUKA」は、カード不正利用対策の1つの手段として用いられることがあった従来の不正検知システムとは異なり、クレジットカード決済におけるセキュリティレベルを向上させ、不正利用者を寄せ付けないECサイト運営体制の構築を実現するカード不正・チャージバック対策ソリューションだ。ASUKA for Travel、for Ecommerceなどそれぞれの取り扱い商材に合わせたモデルを提供しており、各業界のクレジットカード加盟店各社で利用されている。