2021年12月13日12:50
新生銀行とアプラスは、ネオバンク・プラットフォーム「BANKIT(バンキット)」において、生活に関するさまざまなサービスとの連携を可能にするミニアプリ機能を追加し、2021年12月10日よりサービスの提供を開始した。
BANKITは、資金移動業および前払式支払手段発行業の登録があるアプラスが事業主体となり、新生銀行グループが有する決済、為替および与信機能などの金融サービスをカフェテリア形式(必要な機能を自由に選択できる形式)でパートナー企業に提供している。パートナー企業は、金融ライセンス取得などにかかる手間や費用をかけず、自社の利用者に対して、金融サービスを提供することが可能だ。
新たに提供を開始するミニアプリ機能は、BANKITのプラットフォームに、ミニアプリ提供企業(イネーブラー)が提供する「金融」「住む・働く」「交通」などのさまざまなサービスを組み込むサービスとなる。
イネーブラーは、パートナー企業の BANKITプラットフォームに自社アプリが組み込まれることによって、自社サービスの新規ユーザーを増やす機会を得ることができるという。さらに、パートナー企業とイネーブラーをマッチングする「ミニアプリマーケット」を、ミニアプリ機能の提供開始に併せて開設する。
ミニアプリ機能の第一弾として、ジャパンベストレスキューシステムが提供する生活トラブルを解決する「生活救急車」、ADVASAの給与相当額随時払いサービス「FUKUPE」の 2 つのサービスが同日より利用可能となった。また、今後、新生銀行グループのローン等のサービスも追加予定だ。