2020年3月26日18:32
新生銀行とアプラスは、2019年5月に発表したネオバンク・プラットフォーム「BANKIT」(バンキット)について、金融・決済事業へ参入する事業会社に対し、2020年3月26日より順次、スマートフォンアプリや API 連携を通じたシステム提供を開始すると発表した。
BANKITは、資金移動業および前払式支払手段発行業の登録があるアプラスが事業主体となり、新生銀行グループが有する決済、為替および与信機能などの金融サービスを、カフェテリア形式でパートナー企業に提供する。パートナー企業は、金融ライセンス取得などにかかる手間や費用をかけず、自社の顧客に対して、金融サービスを提供することが可能となる。なお、後払いサービス「おたすけチャージ」などの一部のサービスについては、2020年 6 月以降、順次提供を行う。
現在、カルチュア・コンビニエンス・クラブの子会社の CCC マーケティング、スマートフォンメディア事業を展開するセレスにおいて、今年中の BANKITの導入を予定しており、業務提携に関する基本合意書を締結している。ほかにも、地域金融機関や大規模商業施設運営者、プロスポーツチームなどが導入を検討している。
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ペイメントナビ編集部
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