2022年1月25日8:35
日産自動車と凸版印刷、一般社団法人NoMAラボは、福島県双葉郡浪江町の協力のもと、浪江町在住の住民を対象に「なみえバーチャル商店街サービス」の実証実験を2022年1月24日~2月4日に実施すると発表した。
「なみえバーチャル商店街サービス」は、凸版印刷が提供する「VR買い物支援サービス」と日産自動車が提供する「なみえスマートモビリティ」を組み合わせた買い物支援サービスとなる。自宅にいながらタブレット端末にて、浪江町に拠点を置く3社(柴栄水産、道の駅なみえ、イオン浪江店(イオン東北))の売り場をリアルタイムで見ながら、商品を確認・注文することが可能だ。注文した商品は「なみえスマートモビリティ」車両にて貨客混載で自宅まで配送される。対象者は「なみえスマートモビリティ」の利用者の中から、20名前後となる。
利用者は、凸版印刷が提供する「VR買い物支援サービス」を使って、各店舗の商品棚に設置されたカメラの映像を、タブレット端末を介してリアルタイムに確認。実際に商品を手に取るような直感的な操作で選択することができるという。複数店舗で実際の商品を見ながら直感的に買い物ができる同サービスの有用性および利用者の方々の利便性向上の検証を行う。
また、商品の宅配は、同地域にて実証実験中の「なみえスマートモビリティ」を活用。「VR買い物支援サービス」を使って買い物した商品を、店員がピックアップして「なみえスマートモビリティ」の車両に積み込む。旅客に加え荷物配送も同時に行う貨客混載サービスの対象店舗を拡大し、人口密度の低い地域でのモビリティサービスの事業性検証を行う。
このコンテンツは会員限定となっております。すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
会員登録(無料)をご希望の方は無料会員登録ページからご登録をお願いします。