2022年1月26日18:18
中央電力は、GMOインターネットグループのGMOメディアと業務提携契約締結により、 エネルギー業界に特化したポイントモール構築・運営ソリューションを共同開発し、2022年1月26日より販売を開始した。 今後3年で500万ユーザーの利用を目指す。
販売先第一号として、シナネンホールディングスが確定しており、今春を目途に展開される同社独自の顧客向けポイントモールに同ポイントモール・ソリューションが採用され、各種ポイントの管理はもちろん、事業種別や顧客が多岐にわたるシナネンホールディングスグループ全体の情報を一元的に管理するためにも活用されるそうだ。
今回開発したポイントモール・ソリューションは、GMOメディアが2017年3月より提供している企業向けポイントモール構築・運営を支援するポイントCRMツール「GMOリピータス」を活用し、エネルギー関連企業へのDX支援および顧客へのアップセル・クロスセル向上に特化した独自ソリューションとなる。GMOメディアは、ポイントモールの構築・運営を、中央電力は、会員管理システムの提供や基幹システムとの連携、運用にあたって必要となるサービス開発やアップセル・クロスセルのマーケティング支援などのノウハウ提供を担う。
シナネンホールディングスは、さらなる顧客満足度向上を目的とし、グループ内のアップセル・クロスセルを積極的に展開するための、グループ横断の共通した“プラットフォーム” となり、利用者とダイレクトにコミュニケーションができる会員制ポイントモールの開設を検討していたそうだ。今回、 中央電力のポイントモール・ソリューションを導入することで、 顧客属性の統合管理はもちろん、 シナネンホールディングスグループと利用者との相互コミュニケーションの活性化を支援してするそうだ。
シナネンホールディングスのポイントモールでは、同サイトを経由して提携先のECサイトに遷移後に商品・サービスを購入した人に対し、その購入先サイトでの購入価格などに応じて、独自のポイントを付与する。1ポイント=1円換算(有効期限1年間)で、100ポイントから現金・電子マネー・ギフトカードとの交換など、さまざまなサービスを受けることができる。
また、 利用者の購買履歴、 行動パターンや同サイトでのアンケート回答などのデータを蓄積・分析して、利用者の嗜好に合わせたキャンペーンの提案を行う、マイページ機能を備えている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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