2022年2月17日9:40
一般社団法人全国スーパーマーケット協会は、2022年2月16日~18日まで、幕張メッセ全館で、スーパーマーケットを中心とする流通業界に最新情報を発信する商談展示会「第 56 回スーパーマーケット・トレードショー2022」を開催している。同展示会は、1,700社以上が出展する国内最大規模のスーパーマーケット関連の展示会だ。会場ではキャッシュレス関連の展示も見られた。
スーパーマーケットで広がるキャッシュレス導入
全国スーパーマーケット協会の「2022年版 スーパーマーケット白書」によると、全国のスーパーマーケットは2万2,762店舗となる。2021年の年次統計調査によると、決済手段導入率はクレジットカードが90.5%、電子マネーが69.5%、QRコード決済が52.9%となるそうだ。また、ポイントカード導入率は83.5%となっている。
キャッシュレス決済の導入が拡大する一方で、中小の事業者にとって決済手数料の負担は課題となっているというが、感染防止対策、会計時間短縮、新規顧客獲得、売り上げの増加といった効果がある。
リアル・ネットのOMO、キャッシュレス連動のレジカート、AI画像認識システムの展示も
「第 56 回スーパーマーケット・トレードショー2022」では、キャッシュレスと連携したPOSレジ、AI画像認識技術、カートシステム、ネットとの連携などが紹介されていた。
寺岡精工のブースでは、対面計量 POS では日本初となるキャッシュレス対応およびデポジット管理機能を可能にした対面計量POS レジ「RM-3800」のデモを実施した。「RM-3800」は店舗で預り金を受け取って容器を貸し出し、返却時に預り金を返済するデポジット機能を搭載している。「RM-3800」は、同社の釣銭機や精算機と連動可能だ。
店員が商品を量り、金額やバーコードが記載された対面軽量プリンタ「SM-6000FF」や「SM-6000HC」と連携することで、支払いは利用者に行ってもらうことができる。なお、電子棚札「Hi-Touch」ではボタンを押すと無線で商品情報が送ることができ、売価ミスを軽減可能だ。
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