2022年3月1日18:30
ルミーズとゼウスは連携し、ルミーズが展開する自動精算機・自動販売機向け組込型マルチ決済端末「salo-01」の提供を開始したと発表した。
昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のまん延や政府が推進するキャッシュレス対応に伴い、これまで現金による支払いが多くみられた場面におけるクレジットカード決済へのニーズが高まっている。加えて、実店舗における精算業務の効率化・スピード化、 精算時の金銭授受における人的ミス防止などの観点からも、自動精算機などの無人環境下でのクレジットカード決済をはじめとするキャッシュレス決済を導入したいという要望があるそうだ。
このような背景から、ゼウスはルミーズと提携し、自動精算機・自動販売機へのクレジットカード決済接続を可能とするマルチ決済端末「salo-01」を提供することとなった。
「salo-01」は、クレジットカード・電子マネー・コード決済をオールインワンで提供する組込型マルチ決済端末となる。さまざまな自動精算機や自動販売機、セルフレジと連携することが可能であり、完全な無人環境下でも安全に運用できる端末として端末監視機能や防塵防水性能IP65を搭載しており、屋内はもちろん、屋外でも業種を問わず幅広いシーンで活躍する汎用性の高い決済端末となっている。
経済産業省が主導するクレジット取引セキュリティ対策協議会が策定した“クレジットカード・セキュリティガイドライン*”に準拠した「外回り接続」によってカード情報非保持化を達成しており、「salo-01」を採用する事業者様は決済専用端末を利用した「外回り方式」でカード情報の非保持化を実現できるため、導入時のさまざまな対応やセキュリティ運用に関わる負担を大幅に軽減することができるという。
また、クレジットカードのほか、電子マネー、コード決済にも対応しているため、決済手段の選択肢が増えるとともに、衛生的で安心・安全な支払い手続きが可能になる。