2022年3月17日7:30
オリエントコーポレーション(オリコ)は、クレジットに対する理解を深める若年者向けの啓発サイト『18歳になったら何ができる?』をリリースした。

2022年4月1日の民法改正による成年年齢の引き下げにともない、保護者の同意なしにクレジットカードなどの契約ができる年齢が18歳以上になる。一方で、契約に関する知識や社会経験の浅い若年者は、さまざまな誘惑や悪質業者のターゲットにされやすく、18歳、 19歳への消費者被害の拡大が懸念されているという。
これを受けてオリコは、新成人をはじめとした若年者向けにクレジットの仕組みや利用上の注意点などをわかりやすく解説するアニメーションなどのコンテンツを同社ホームページに公開した。
なお、オリコでは、東京都教育委員会の「商業教育コンソーシアム東京」に2018年度より参画している。その取り組みとして都立商業高校生がビジネスを実地に学べる機会を拡充するため、 『クレジットカードの「便利で安心・安全」な新たな決済手段について考える』をテーマに授業支援を行っている。
また、2020年より毎年、 埼玉県ふじみ野市立鶴ヶ丘小学校5年生を対象に「信用」・「個人情報」の大切さを学び、 クレジットカードの基礎を通じて、 今後クレジットカードを利用する際の金銭管理や支払いの計画性などを養うための金融リテラシー授業を実施している。
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ペイメントナビ編集部
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