2024年7月31日7:25
LayerXは、「バクラクビジネスカード」において、「共有リアルカード」をリリースした。部署や店舗単位でリアルカード(物理カード)を発行することで、備品購入等の支出の管理や、人事異動に伴うカードの権限管理が柔軟にできるようになるそうだ。
「共有リアルカード」は、部署や店舗等の単位で共有利用できるリアルカード(物理カード)で、実店舗等での決済が必要な場面で活用できる。管理者権限を所有するユーザーがカード決済可能な従業員を変更でき、人事異動等があった際も管理画面から柔軟に変更を行うことができるという。
従来のバクラクビジネスカードは、個人名義のリアルカード(物理カード)と、用途や部署単位でのバーチャルカードを発行することができた。しかし、部署や店舗単位で、ネット決済だけはなく実店舗等での決済も含めた支出管理を行いたい場合、リアルカードは個人名義のため、複数人で共有することができなかったそうだ。そのため、部署や店舗単位での、リアルカードを用いた決済管理の要望が寄せられていた。
また、個人名義のリアルカードで部署や店舗単位の支出管理を行う場合、複数部署や店舗を兼務している従業員や、人事異動があった際のカードの権限管理が煩雑になってしまうという課題もあった。
これらの課題に対処するため、「バクラクビジネスカード」では、部署や店舗ごとに共有利用ができ、柔軟にカードの権限管理ができる「共有リアルカード」をリリースした。これによって部署や店舗単位でカードを配布することができ、より支出の可視化と効率化を行うことができるという。
なお、バクラクビジネスカードは、法人向けビジネスカードだ。利用料無料、即日追加発行、最大1億円決済可能になる柔軟な与信枠が特徴となる。内部統制や証憑管理も効率化でき、利用用途ごとに従業員へ何枚でも発行可能だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト