2022年5月27日8:00
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、2カ月に1度、Pontaリサーチで消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、「Ponta消費意識調査」を実施した。2022年4月発表の調査では、生活者のプラスチックごみによる環境問題に対する関心の変化を調べたが、4月27日にオンライン説明会を実施した。当日は、広報の佐藤静夏氏が調査結果を発表した。
SDGsへの関心が高まった層は約5割
まず、プラスチックごみによる環境問題への関心の変化については、全体で「高まった」が12.0%、「やや高まった」が30.5%となり、合わせて42.5%となっている。 2021年4月調査で聴取した同様の設問で、「高まった」「やや高まった」は合わせて41.9%となり、今回0.6ポイント増加しています。
年代別では60台の関心が高く、逆に年代が低くなると関心が低くなっている。また、男性よりも女性の方に、関心の高まりがうかがえるそうだ。
プラスチックごみによる環境問題への関心が高まったきっかけは、「レジ袋有料化」が約8割となった。また、企業による「フォーク・スプーンなどのプラ使用量削減」「ストロー削減」の取り組みが、約5割で続いた。性別でみると 男性よりも女性において、関心が高まったきっかけになっている。
使い捨てのプラスチック製品を、「企業の取り組みをきっかけに利用を控えるようになった」は35.6%となった。また、使い捨てプラ製品によるSDGs意識の変化は、「高まった」「やや高まった」合わせて47.0%となった。年代は60代以上で60.2%と高くなった。性別では、男性よりも女性において「高まった」「やや高まった」の回答が高く、合わせて51.8%となった。
「節約したい」派でPontaポイントを「いま使いたい」が49.6%と最も高い結果に
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