MUFGと協業して広告費分割・後払いサービス「AD YELL」提供(バンカブル)

2022年6月7日20:10

バンカブルは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と協働し、運転資金を圧迫しない広告費分割・後払い(BNPL)サービス「AD YELL(アドエール)」の提供を開始したと発表した。

バンカブルは、2021年1月、広告費分割・後払い(BNPL)サービスを手掛ける企業として設立し、同年9月よりPoC(実地検証)運用を開始した。「AD YELL」は、デジタルホールディングスグループが20年以上に渡り支援してきた広告事業のノウハウをもとに構築された投資効果の予測モデルに基づいて開発を進めており 適切な広告シミュレーションおよびモニタリングを実現する機能を有している。

バンカブルは、各EC事業者に合わせた適切な投資額を算出し、広告・宣伝費用を目的にした資金調達を柔軟かつスピーディーに実現する、広告費分割・後払い(BNPL)サービス開発を行ってきた。2021年9月より開始したPoCを経て、当初想定していたニーズ、サービス設計、紐付く提供価値等を明確化することができ、かつ一定のトラクションが出てきたため、同サービス名称を「AD YELL」とし、正式提供を開始した。

MUFGとの協業イメージ(バンカブル)

「AD YELL」は、Web広告の出稿費用を最大4回まで分割・後払いすることが可能となるサービスだ。原則として決算書・担保・連帯保証人の用意が不要で、申し込みから最短3営業日で利用可能になる。ECストアデータと申し込み事業者からのヒアリング情報をもとに、 投資に対するリターン予測を行い、 適切なサポート額を算出する。分割支払い予定額やECストアの売上実績などの必要な情報がマイページで一元管理できることに加え、バンカブルのCSチームによるサポート体制も構築している。これらのサービスを通じて、事業者のキャッシュサイクルを改善し、運転資金を圧迫しない形で事業成長を支援するそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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