2022年9月13日10:44
メディカルフォースは、自由診療のオールインワンSaaS「medicalforce」の「WEB予約機能」のアップデートを行い、「ポイント機能」「デジタル診察券機能」をリリースした。これにより患者の予約から定着までを、クリニック独自のフローで構築できるようになるという。
今回のアップデートにより、患者の属性や施術の種別ごとにメニューの選択導線を分岐させることができ、より柔軟なメニュー選択が可能になった。メニュー数が多いクリニックでも導線を工夫することでメニューが探しやすくなり、予約時の離脱防止につながるという。導線は、初診・再診で分けたり、脱毛やそれ以外で分けるなど、クリニック独自の設計が可能だ。
また、患者の来院時に、デジタル診察券上のQRコードを読み取ることでチェックインが可能になった。これにより予約カレンダーからどの予約の患者が来院しているかを一目で確認することができるほか、受付番号が発番されるので、患者の名前を直接呼ぶことなくプライバシーに配慮した運営が可能だという。
さらに、患者ごとにポイントの付与と利用が可能になった。ポイントは行った施術・会計金額に応じて付与され、患者はデジタル診察券上で保有ポイント数を確認できる。付与・利用するポイント数に関しては、クリニック独自の運用に対応できるよう柔軟な設定が可能だ。

そのほか、患者ごとにクリニック独自のランクを設定できるようになった。ランクに応じてポイントの付与率を設定でき、クリニックへのロイヤルティを高める仕組みが構築可能だとしている。
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ペイメントナビ編集部
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