2022年9月19日15:52
モバイルオーダーサービス「Chompy(チョンピー)」を提供するChompyは、Wolt Japanが提供する法人向け即時配送プラットフォーム「Wolt Drive」との連携を開始した。
「Chompy」では、飲食小売ブランドがアプリやWebで公式ストアフロントを初期費用・月額固定費なしで無料開設できるサービスを提供している。公式ストアフロント上で商品の注文を可能にすることで取引手数料を安価に抑えることができるとともに、プラットフォームを介さない、オンライン上でのユーザーとの直接的な接点を持つことができるため、クーポンやお知らせ配信などの販促・CRM施策を実施することができるという。
これまで飲食店公式ストアフロントのデリバリー注文は、東京23区を中心にサービス提供しているフードデリバリーサービス「Chompy」の配達ネットワークを活用して配達を行っていた。今回Wolt Driveとの連携を実施することで、国内24都道府県41エリアで展開するWoltの配達ネットワークを活用することができ、Chompyがサービス提供していないエリアでもデリバリーチャネルへの対応が可能となる。
加えて国内で初めてWolt DriveとのAPI連携を実施しており、Chompy配達ネットワークとWolt配達ネットワークのうち、より最適な配達員に自動で配達をマッチングさせることができ、安く・安定的にデリバリー注文の配達を行うことができるとしている。またデリバリー配達時のカスタマーサポートはChompyとWoltで連携をしており、双方フードデリバリーサービスを運営してきた知見を活かし、飲食店公式ストアフロントの配達を全面的にサポートするそうだ。
なお、Chompy経由で決済が行われたときのみ手数料が発生する (レジ支払いの場合は手数料無料)。手数料は、イートイン4%、テイクアウト6%、デリバリー26%となっている。
Chompyでは、β版のリリースから約1年で、70ブランド以上の公式スマホアプリをリリースしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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