2022年9月30日7:00
リクルートは、カード・電子マネー・QR・ポイントなどが使える店舗の決済サービス「Airペイ」において、楽天ペイメントが提供する決済ブランド3種の取り扱いを開始すると発表した。2022年10月下旬の「楽天ペイ」を皮切りに、2023年2月には「楽天ポイントカード」の利用を順次開始する予定だ。今後、「楽天Edy」の取り扱いも予定している。
「Airペイ」は、iPadまたはiPhoneと専用カードリーダー1台でカードや電子マネーなどでの決済を可能とするサービスだ。オプションとしてスマートフォンでのQRコード決済*に対応するサービス「AirペイQR」、全国で使われている共通ポイントに対応するサービス「Airペイ ポイント」を加えることでさまざまな決済手段に対応している。取り扱う決済ブランドが増えるほど「Airペイ」は店舗にとっても来店客にとっても使いやすいサービスとなる。これまでも、主要国際ブランドのクレジットカードや交通系電子マネーに加え、「iD」「QUICPay」「Apple Pay」などの電子マネーや「PayPay」「d払い」および訪日外国人向けの「支付宝(アリペイ)」などのQR決済、そして「Tポイント」「Ponta」「dポイント」「WAONポイント」といった共通ポイントなど全36種(2022年9月末時点)の決済手段に対応してきた。
ここに、5,000万人(2021年6月時点)のユーザーを抱える楽天グループ の3ブランドが加わることで、「Airペイ』の利便性が高まることが期待できる。2022年10月下旬から順次「Airペイ QR」にてQR決済「楽天ペイ」に対応するのを皮切りに、2023年2月には「Airペイ ポイント」にて「楽天ポイントカード」、将来的には「Airペイ」にて電子マネー「楽天Edy」の取り扱いを始める予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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