2011年3月8日12:26
ネットアライブは、イケア・ジャパンのPOS各レジに接続するクレジット決済端末について、同社の提案が採用され、すでに全台が稼働開始していると発表した。世界で利用されている決済端末が、日本の大型店舗で全面的に採用されるのは、極めて珍しい事例となる。
ネットアライブは、イケア・ジャパンが実施した、システム事業者に対する提案依頼(RFP:Request For Proposal)に対し、ハードウェア選定とソフトウェア構築、および日本独自の認証をそれぞれ最適に実現する、という内容で応募した。具体的には、ハードウェアは世界水準で生産、販売されているものを採用することで、高いセキュリティ水準を満たしつつ低単価を実現した。世界水準のハードウェアのため、Visa、MasterCard など国際ブランドの求める機能はすべて実現、認証済となっている。そのうえで、日本独自のネットワークなどへのソフトウェア対応、さらに日本独自の決済事業者の個別認証や業界団体認定などは、ネットアライブが独自に開発および各種の対応を行う、という内容となった。
なお、ネットアライブは上記応募に際し、台湾でシェア№1のCastles technologyと戦略的な提携関係を構築した。また日本側対応の決済ネットワークセンターとしてCOCと協業している。