2022年12月2日7:20
モノバンドルと、SBペイメントサービス(SBPS)は、モノバンドルが提供しているNFT(Non-Fungible Token)インフラサービス「Hokusai」とSBPSのオンライン決済サービスを連携した決済インフラ「Hokusai Payment」の提供を、2022年12月1日に開始した。「Hokusai Payment」を利用する事業者は、NFTの支払い方法としてクレジットカード決済を利用できるようになるという。
NFTとは非代替性トークンのことで、偽造や改ざんが難しいブロックチェーン技術によって、デジタルデータに一意性を持たせることができ、2021年からゲームやアートの分野で利用され始め、現在ではチケットサービスや不動産などさまざまな領域でも展開されている。モノバンドルが2021年6月から提供しているNFTインフラサービス「Hokusai」は、NFTを新規提供する企業を中心に、NFTの開発や販売を支援し幅広い課題を解決してきた。しかし、NFTの支払い方法が暗号資産(仮想通貨)中心であることが、NFTを購入したいエンドユーザーにとって大きな障壁となっていたそうだ。このほどNFTインフラサービスを提供するモノバンドルと国際的なクレジットカードブランドのライセンスを保有する決済代行会社のSBPSは、SBPSの加盟店審査の知見を生かして「Hokusai Payment」を提供することで、NFTの支払い方法としてクレジットカード決済を可能にし、日本国内のNFTに関連する決済を円滑にするインフラを目指すそうだ。なお、対応可能なクレジットカード決済は、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club Internationalとなるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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