2022年12月2日6:50
ポイントサービスを提供するトリニティが展開する、ポイント・顧客・販促総合サービス「VALUE GATE」と三井住友カードが展開する認証プラットフォーム「stera connect(ステラコネクト)」が2022年12月1日より連携を開始した。
stera connectは、事業者が展開する会員証アプリ・ポイントカード・クーポン等のサービスをstera terminalで集約する認証プラットフォームだ。これまで店舗で、会員証等の読み取りのために設置していた専用読取機やプリンター、これに付随するマニュアル業務をstera terminalに集約することで、店舗DXを促進するそうだ。
「VALUE GATE」がstera connectと連携することで、決済端末であるstera terminalからポイント管理やクーポン配信などの販促ツールを利用できるようになる。ポイント専用端末を新たに設置する必要がなく、1台の端末で決済からポイント管理まで行え、レジオペレーションの改善にもつながるという。
またVALUE GATEの販促機能を使えば、会員の属性や利用状況に応じてターゲットにアプローチができるほか、定型レポートを活用し戦略に役立てるなど企業のマーケティングにつなげることが可能だ。さらに応用すれば、ECサイトと実店舗で別々に存在する会員データを統合し、より精緻な情報を販促に活用することも可能だ。会員側は、スマホ会員証を提示するだけでポイントの付与/利用ができるという。