2011年3月14日18:16
Visa Inc.は2011年3月14日、日本で起きた大規模な地震と津波の被災者を支援するため、緊急対応の実施を発表した。VisaとVisaブランドのカードを発行する金融機関は連携し、米国、カナダに拠点を持つ、災害救助を行っている慈善団体へのVisaカード利用による寄付に対しては、2011年4月30日まで、カード取引にかかるVisa加盟銀行間の手数料を免除することを決定したという。
米国拠点では、米国赤十字社、アメリケアーズ、ハビタット・フォー・ヒューマニティー、マーシー・コープス、オックスファム・アメリカ、セーブ・ザ・チルドレン、ユニセフ米国国内委員会、ワールドビジョン、カナダ拠点ではカナダ赤十字社、ケア・カナダ、オックスファム・カナダ、オックスファム・ケベック、セーブ・ザ・チルドレン・カナダ、ユニセフ・カナダ、ワールド・ビジョン・カナダに寄付を行う。
加えてVisaでは2011年4月30日まで、上記寄付取引にかかるVisaの手数料収入を赤十字社に寄付するという。そのほか、災害救助に貢献するために従業員から寄付を集めるなど、慈善的な寄付を募り、被災地域および被災者へ提供する予定だ。