オムロンの「eZCATS-100C」、店舗の運用を考えた独自のノウハウとは?

2023年3月8日20:10

「リテールテックJAPAN2023」では、複数のブースで新型の決済端末の展示が行われたが、その1社がオムロンソーシアルソリューションズだ。同社では2023年6月以降に新型の決済端末「eZCATS-100C」をリリースする予定だ。

Android OSを搭載
液晶端末とクレードルを分離可能

日本リテイルシステムのブースで展示された「eZCATS-100C」は、オールインワン端末をうたっており、一台にさまざまな機能を集約した点が特徴だ。オムロンの担当者は「日本製メーカーだと唯一のオールインワンとなります」と自信を見せる。

同端末ではクレジット、電子マネー、QRコード決済といった主要な決済に対応する。また、三面待ちにも対応し、電子マネーやタッチ決済のかざし、暗証番号の入力も液晶画面上で行える。暗証番号はランダム表示ではないが、のぞき見防止機能を標準で装備する。端末には、Android OSを搭載しており、今後はアプリマーケットとの連携も検討していく。

操作を行う液晶端末とクレードルを分離して利用できる点も特徴だ。加盟店はWi-Fi接続により液晶端末を持ち運んで利用でき、例えば飲食店ではテーブル決済が行える。また、百貨店やファッションブランドでは商談コーナーなど面前で決済してもらうことが可能だ。レシートの出力はクレードルからとなるため、店員の移動は必要だが、顧客対応の面でメリットが生まれるそうだ。なお、液晶端末はクレードルに置くだけで充電される。

決済端末「eZCATS-100C」

端末の大きな特徴として、店員が顧客からクレジットカードを預かる「店員操作型」、顧客が自ら端末にカードをかざしたり、接触ICを挿入する「顧客操作型」を選択できる点も挙げられる。液晶端末はクレードルに180度回転して置くことが可能だ。

レシートはクレードルに

店員、顧客の両操作に対応
ケーブル断線を防ぐ工夫、今後の予定は?

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