2022年4月7日10:00
昨今では海外製の端末ベンダーが国内でも増えてきたが、台湾のCastles Technologyは10年以上前から国内の決済端末市場で端末の提供を行ってきた。「リテールテックJAPAN2023」では、アイティフォー、カードサービス、ジィ・シィ企画などが同社ブースでサービスを紹介した。
アイティフォーが「SATURN 1000 F2」発売
ジィ・シィ企画はサブスク開始
Castles Technologyでは、LinuxのVEGAシリーズの展開を日本で強化してきた。それに加え、Android搭載のSaturnシリーズの出荷が伸びており、今後のさらなる成長が期待できるそうだ。
直近では、AndroidのモバイルPOS「SATURN 1000 F2」がアイティフォーのキャッシュレスソリューション「iRITSpay(アイ・リッツペイ)」で採用された。「SATURN1000F2」は、モニターサイズが5.5インチとなり、さまざまなアプリを搭載可能だ。同社では、これまでVEGA3000による決済サービスを展開し、千葉銀行や琉球銀行で採用された実績がある。今回の「SATURN1000F2」のリリースを背景に、2023年度は3万3,000台の販売を目指す。
ジィ・シィ企画でも2022年からSATURNシリーズの販売を開始。新たに小規模加盟店にも対応した「決済端末サブスクリプションサービス『サクラ』」の提供を開始している。サクラは、「SATURN 1000 Elite」、「SATURN 1000 Lane」、「SATURN 1000 F2」で提供する。初期費用はかからず、月額は1台3,000円からのサブスクリプションサービスだ。
なお、具体的な展開はこれからだが、「Saturn 1000P」は日本市場の顧客ニーズを踏まえて開発された商品だ。また、大画面のタブレットを搭載した「Saturn 2000L」は新機種となる。
日本での出荷台数の状況は?
Soft POSソリューション等についての見解
リテールテックJAPAN2023では、台湾から来日したCastles TechnologyのJason Chiang氏に日本での展開について聞いた。
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