2023年3月8日20:00
「リテールテックJAPAN2023」では複数のブースで生体認証サービスが紹介されていたが、NECでは「顔・虹彩マルチモーダル生体認証ソリューション」のデモを実施した。
高い認証精度を実現可能
誤認証率100億分の1以下
NECの顔認証技術と虹彩認証技術は、米国国立標準技術研究所が実施した認証技術のベンチマークテストでも世界No.1となったそうだ。同社では、マルチモーダル生体認証端末を開発し、高い認証精度とセキュリティを実現できるソリューションとして提供している。
昨年も「顔・虹彩マルチモーダル生体認証ソリューション」を展示していたが、リテールテックJAPAN2023では、リリース間近の製品として、また、POSのソフトウェアと連携可能なシステムとして展示した。さらに、商品購入時のスピーディな認証デモを実施した。
同認証技術では、顔と左、右の虹彩の3つの生体認証をNECの独自技術を用いて照合している。利用者は、登録時、マスクや眼鏡をはずして登録を行う。クレジットカード情報等を紐づけることで、決済時はスピーディに支払いが可能になる。また、登録後は、マスクや眼鏡を付けた状態でも認証が可能だ。
マルチモーダル認証により、例えば顔認証単体よりもより高い認証精度を実現できる(誤認証率100億分の1以下)。顔と左右の虹彩を合わせることで、何十万という大規模な人数での利用が可能になるという。例えば虹彩認証の場合、双子でも模様が異なるため、誤認証率も下げることができる。
3つの生体認証で照合スコアを算出
NBA Japan Games 2022会場で成果
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