兵庫県立病院でクレジットカード、iDの取り扱い開始(JCB/三井住友カード)

2011年3月28日14:58

ジェーシービー(JCB)と三井住友カードは、兵庫県病院局と提携し、2011年4月1日から、兵庫県病院局が管轄する県立病院12施設で、クレジットカード、NTTドコモの「iD」の取り扱いを開始すると発表した。「JCB」「AMEX」「Diners」ブランドのクレジットカード決済はJCBが、「Visa」「MasterCard」ブランドのクレジットカード決済およびiDは三井住友カードが、兵庫県病院局との提携によりサービスを提供する。

クレジットカード、iD決済を導入するのは、兵庫県立尼崎病院、兵庫県立柏原病院、兵庫県立塚口病院、兵庫県立こども病院、兵庫県立西宮病院、兵庫県立がんセンター、兵庫県立加古川医療センター、兵庫県立淡路循環器病センター、兵庫県立淡路病院、兵庫県立粒子線医療センター、兵庫県立光風病院、県災害医療センターとなる。

これにより兵庫県の12施設の県立病院の患者は、受診時に現金を事前に準備しておく必要がなくなり、緊急時や手持ちが少ない場合でも支払いが可能になる。また、長期入院時も、現金を準備・管理する手間がなくなるとともに、リボ・分割払いが可能となることで、高額な一括払い負担が軽減されるという。

病院側にとっても、患者のニーズに応じた多様な支払い方法を提供できるほか、会計窓口での収納事務効率化が図れ、現金管理リスクを抑制できるメリットがある。

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