2023年7月7日7:20
西日本鉄道、ニモカ、西鉄エム・テック、三井住友カード、ジェーシービー(JCB)、QUADRACは、西鉄バスの一部路線(博多駅~福岡空港国際線)において、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し2023年7月10日~2024年3月31日まで、タッチ決済によるバス乗車の実証実験を実施する。対象ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discoverとなる。また、対象路線拡大(Fukuoka BRT(連節バス)への導入)、および銀聯ブランド追加を2023年8月に予定している。
現在、西日本鉄道では2022年7月15日から西鉄電車の対象駅にてタッチ決済による実証実験を行っているが、乗合バスへの導入は今回が初の取り組みとなるそうだ。タッチ決済の導入により、2023年7月14日より開催される世界水泳福岡大会に伴い、今後さらに増加が期待されるインバウンド観光客をはじめ、より多くの人の利用を期待している。
各社の役割として、西日本鉄道が実証実験主体、バスの運行、ニモカが実証実験におけるプロジェクトマネジメント、キャッシュレス決済導入支援、交通乗車手段に関する総合的なアドバイス、西鉄エム・テックが車載機器の取り付け、メンテナンス、三井住友カードがsteraプラットフォーム提供 (stera transit)、キャッシュレス決済導入支援、Visa、銀聯のタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、JCBがキャッシュレス決済導入支援、JCB および American Express、Diners Club、Discover のタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、QUADRACが交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム”Q-move”の提供となるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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