2025年7月16日17:40
長崎電気軌道、長崎市、三井住友カード、一般社団法人 長崎国際観光コンベンション協会、十八親和銀行、FFGカード、ニモカ、ジェーシービー(JCB)、西鉄エム・テック、小田原機器、QUADRACは、国土交通省の令和7年度「日本版MaaS推進・支援事業(観光促進型)」の採択を受け、2025年秋頃より、stera transit 長崎MaaS推進事業における実証実験を開始すると発表した。
同実証実験では、長崎電気軌道の路面電車全線および長崎市内を運行する乗合タクシーにおいて、(1)三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera(ステラ) transit(トランジット)」によるクレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスの導入、(2)「stera transit」を活用した各種乗車サービスの展開、(3.総合交通アプリ「Pass Case」での企画券販売、(4)移動データ、消費のデータからの分析を実施する。
長崎市では、高齢化や生産年齢人口の減少により地域公共交通の維持が課題となっている。特に斜面地区の多い地形特性から、高齢者の外出機会減少が懸念されており、交通空白地への乗合タクシー導入等が求められている。また、観光客増加により公共交通機関の利用が集中し、市民や長崎電気軌道への負担がかかる状況も見受けられる。
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