2023年8月8日17:40
ソニー セキュアテクノロジー&ソリューション事業部は、非接触ICカード技術 FeliCa(フェリカ)を活用した座席管理ソリューション「SEATouch(シータッチ)」に新たな機能を2023 年8月8日より追加し、新しい働き方によるオフィス改革を模索する企業へ向けての提案活動を加速していくという。
同ソリューションは、オフィスの各座席に設置されたFeliCaカードにスマートフォンをかざすことでWebページが立ち上がり、座席の利用開始(在席)・終了(退席)等の登録が可能だ。また、PCやスマートフォンから座席の空き状況の確認や予約が可能だという。導入は100席から可能で、新たな機器やスマートフォン用のアプリを設定する必要はない。
今回「SEATouch」に、勤務場所/ステータス表示ができる機能を追加し、フリーアドレスや出社、テレワークの混在するこれからのオフィス環境における社員間コミュニケーションの円滑化を支援する。導入企業の総務等の管理担当部門では、座席の利用率の把握が可能だ。
企業では、働き方改革や新型コロナウイルスの影響を受け、新しい働き方、オフィスの在り方等を模索する動きがみられる。社員が固定の自席を持たず、自由に座席を選択できるフリーアドレス化が進んでいる。その中で、座席の円滑な予約など管理面、在宅とサテライトオフィスでの勤務の状況把握の需要や、社員間のコミュニケーションの活性化の課題などが顕在化してきている。 また、大学の図書館や大教室、公共の施設等でも、座席を事前に予約したいという需要もあるそうだ。
こうした状況を受け、ソニーは、交通系ICカードや電子マネーで採用されているFeliCaの技術を活用した、安価で簡単な座席管理ソリューション「SEATouch」を、新しい時代のオフィス構築を目指す企業や各種団体へ本格的に提案していく。
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ペイメントナビ編集部
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