2023年8月18日7:40
北陸銀行、北日本新聞社、北陸電力はこのほど、デジタル技術を活用し、富山県民のウェルビーイング向上を目指した具体的な連携協議を進めていると発表した。
2023年4月以降約10回にわたり、「デジタル技術等を活用した新たな価値創造をもたらすサービスや仕組みづくり」をテーマに、地域共創の知見と各地での豊富な実績を持つ、電通コンサルティングおよび電通国際情報サービスの助言を受けながら協議しているそうだ。
具体的には、①富山県民に毎日利用してもらえるサービスや生活に役立つ情報の発信、②大手プラットフォーマーとは異なる利点を持つ、富山県民の行動変容を促せる地域通貨の仕組みやサービスのあり方、③すでに県内の自治体や事業者、学校関係者等が展開しているスマートフォン向けアプリなどデジタルサービスとの連携のあり方、などについて協議したという。た、今後は、デジタル分野のほか、スタートアップ支援、企業誘致、観光、就労およびヘルスケアなど、富山県民の幸せ向上に資するテーマを選定し、適宜協議を開始していく。
3社は協議テーマの設定に向けて、調査やヒアリングも実施。6月末に富山県内800人、全国2,000人から回答を得たインターネットのアンケート調査では、富山に暮らす人は、全国に比べて情報感度が高く、旅行や外食、健康、貯金に関心が強い傾向が見て取れた。こうしたデータも基にしながら、実効性の高い取り組みを研究しているそうだ
3社が長年培ってきた事業基盤の活用・連携により、地域経済の民間ならではの「ハブ」機能を果たし、県内の各団体、自治体、事業者、学校関係者等とも連携しながら、オール富山で地域の活力向上と地域エコシステムの構築を目指すという。
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ペイメントナビ編集部
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