2023年9月22日17:13
VOREAS(北海道旭川市)は、2023年9月19日から「ヴォレアス北海道キッズパスプロジェクト」を旭川市、鷹栖町、東川町、比布町と連携し、始動した。
4市町の12歳以下の子どもは「ヴォレアス北海道キッズパス、以下『キッズパス』」を発行することができ、2023-24シーズンのホームゲーム全18試合を無料で観戦できることなど特典がつくそうだ。
地方に住む多くの子ども達が国内トップレベルのスポーツを目の前で体感できる機会を提供し、地方における教育やスポーツの振興に貢献することが目的となる。今回、VOREASのパートナー企業であるリージョナルマーケティングのサポートにより実現の運びとなった。ホームゲーム会場は完全キャッシュレスとなっているので、電子マネー機能が付帯するキッズパスを使い、DX体験やデジタル教育の文脈でも同企画を発展させていく予定だという。
男子プロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」が旭川市を本拠地とした理由の1つに、都市部と地方との間にある子ども達の教育機会や体験機会の差を少しでも縮めたいという強い想いがあるそうだ。同プロジェクトによって都市部まで足を運ばなくても、国内トップレベルのスポーツを目の前で体感できる機会を提供することで、地方における教育やスポーツの振興に貢献することができるため、今回のプロジェクトの発足に至った。
なお、「ヴォレアス北海道」は2023年10月から翌年3月にかけて開幕される2023-24シーズンにおいて、V.LEAGUE Division 1に初めて昇格参戦する。
キッズパスは、連携協定を結んでいる4自治体の0~12歳までの小学生以下の子供を対象にリージョナルマーケティングが発行するキッズパスを観戦フリーパスとして運用する。キッズパスの発行方法はWEBにて申し込んでもらい、ホームゲーム会場で渡す方向で調整中だ。キッズパスの発行には親権者の同意、かつ、親権者のEZOCA会員情報との紐付けが必要となる(電子マネー機能、ポイント機能が付帯するため)。
シーズン開幕前には4自治体の小学校全60校の訪問や、キッズパスの電子マネー機能を利用したキャッシュレス体験などデジタル教育の発展にも繋げていく予定だという。そのほかにもリージョナルマーケティングと共同して親子で楽しめるイベントも企画するそうだ。