食品ロス商品を池袋駅構内の専用ロッカーで受け取れる実証実験(東武鉄道/東武百貨店等)

2024年3月16日7:00

東武鉄道、東武百貨店、コークッキング、アルファロッカーシステムは、東武百貨店 池袋本店および周辺店舗における食品ロスを減らすため、消費期限が近い食品を専用サイトに出品し、東武東上線池袋駅構内のロッカーで引き渡しをする実証実験を2024年3月21日より開始する。

左から商品受け渡しロッカーイメージ、TABETE利用画面(イメージ)(東武鉄道/東武百貨店等)

同実証実験では、食品ロス削減に向けてフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営するコークッキングと連携し、東武百貨店 池袋本店および周辺店舗において消費期限が近い商品を専用サイトに出品、同サイトで購入した商品を池袋駅のロッカーで受け取るサービスの検証を行う。食品ロス商品を専用サイトで再販し駅構内の無人ロッカーで受け取るサービスは国内でも珍しい取り組みとなるそうだ。同サービスにより、これまで課題となっていた食品ロス削減につながることに加え、顧客利便性の向上にもつながると期待している。

具体的には、各テナントが食品ロスの可能性のある商品を「TABETE」に出品。「TABETE」専用サイトで利用者が対象商品を購入、支払う。各テナントが商品をロッカーへ格納し、利用者が引き取り予定時間にロッカーへ到着し、「TABETE」の受け取り画面に表示されるQRコードをロッカーへかざして商品を受け取る。

同実証実験は同社が2021年より実施しているオープンイノベーションを活用した事業共創プログラム「TOBU Open Innovation Program」の採択施策として、同社グループ施設の付加価値向上や新規事業の創出を目指す取り組みとして実施するという。

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ペイメントナビ編集部

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