2024年5月28日8:15
KDDIでは、共通ポイント「Ponta」を展開するロイヤリティマーケティング(LM)と資本業務提携し、2020年5月からKDDIが提供する通信サービス、クレジットカード「au PAY カード」、スマホ決済サービス「au PAY」などの利用で、Pontaを貯めて、使えるサービスを展開している。同社では、「auマネ活プラン」や「au PAY Pontaアップ店」の開始、2024年秋から「auスマートパスプレミアム」の「Ponta パス」へのリブランド化などにより、「Ponta経済圏」拡大の取り組みを強化している。
池谷貴
KDDIでは、通信や決済サービスの利用でPonta貯まり、使えるサービスを展開。また、相互のアプリでの利用も実施。KDDIは「au PAYアプリ」からバーコードを提示でき、LMは会員証の下にスマホ決済サービス「au PAY」で支払うボタンを設置している。2024年2月29日から、対象加盟店でのau PAYを利用した買い物で、Pontaポイントがいつでもお得に貯まる「au PAY Pontaアップ店」を行っている。
ローソン店舗やリモートで経済圏を最大化
Ponta提携社拡大でau PAY決済利用回数も増加
2024年3月期の決算発表では、ローソン、三菱商事、LMとの新たな価値共創として、「Ponta経済圏の拡大」を挙げた。KDDIでは、約2,000店舗のショップに加え、3,500万のau PAYユーザー、約1,500万のauスマートパスユーザーを有している。これに、1万4,600店舗のローソン店舗やKDDIによるリモート接客によるマルチコンタクトポイントを加え、付加価値サービスを強化していく。
また、「auスマートパスプレミアム」を「Pontaパス」へリブランド化し、ポイント循環による経済圏拡大を強化することで、現在の1,500万会員を2,000万人まで伸ばしていくという。さらに、「auマネ活プラン」のセットプラン提供、「Pontaパス」のパートナー連携も進める。
――ポイント経済圏が拡大しているが、Pontaポイントと提携のこれまでの成果について聞きたい。Ponta ID連携会員のau PAY決済利用回数も増加したとLMは以前成果を述べていたが、その後も成長は続いているのか?
KDDI:Ponta提携により、auの経済圏も拡大しています。今後は、auスマートパスをPonta パスへりブランドし、Pontaを軸としてさらなる経済圏拡大を図ります。Ponta 提携社の拡大に伴い、au PAY決済利用回数も増加しております。
――「au PAY Pontaアップ店」開始の経緯について聞きたい。
KDDI:Pontaポイントのプレゼンス向上という目的にあって、当社がサービス提供しているau PAYでお支払いしていただくだけでポイントが貯められる手軽さをお客様に提供することで、あらためてPontaポイントが貯まりやすいポイントであることをお客様にご実感いただくだめにサービスを開始しました。
――「au PAY Pontaアップ店」開始後、加盟店からの引き合いなどの反響はあるのか。また、ポイントアップの加盟店は利用が伸びるのか?
KDDI:提案している企業様からは興味があるという話は頂戴しております。利用は伸長傾向にあり、サービスローンチ前後1カ月の流通額は伸長しております。
マネ活プランで決済単価アップやゴールド入会促進
ポイント・金融・通信を幅広くカバーした提案実施
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