2024年7月4日7:10
伊豆箱根鉄道、三井住友カード、ジェーシービー(JCB)、日本信号、QUADRACは、2024年度内(予定)に、駿豆線の全駅で三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用した、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等による鉄道乗車サービスを開始すると発表した。対象駅は 駿豆線の全駅(13駅)となる。
クレジットカードやデビットカードなどを専用の改札機にタッチすることで、乗車券の購入が不要となる。これにより、利用者の利便性の向上および窓口対応業務の軽減・混雑緩和を狙い、さらなる沿線地域の発展・活性化を推進するという。
対応する決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となり、Mastercardについては、順次追加予定だ。
各社の役割として、伊豆箱根鉄道がプロジェクト統括、鉄道の運行、タッチ決済対応設備の整備、 タッチ決済を活用した企画の実施、三井住友カードがキャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供 (stera transit)、Visa、銀聯のキャッシュレス決済の導入支援および認知プロモーション、ジェーシービーがキャッシュレス決済導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、日本信号がタッチ決済専用改札機の開発、QUADRACが交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム “Q-move”の提供となるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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